毎年ご依頼頂いております昇華一心・ひびき様の018年度版のご衣装です。
詳しい画像は
「昇華一心・ひびき様 女性用 ver.2018」
「昇華一心・ひびき様 男性用 ver.2018」
でご覧頂けます。
ご依頼を頂いた際は、イベントの本番日から製作期間や、ファーストサンプルのご確認、生地選定、デザイン選定の期間を逆算してスケジュールを立てるのですが、どこのチームさんも選定作業はチームで話し合って決められることが多いのでスケジュールが後ろへずれ込むことが多いです。
これは特定のチームに限ったことでは無く、今まで請け負ったほとんどのご依頼で経験していることです。
そのことを見越してある程度余裕をもってスケジューリングするようにはしているのですが、皆様お仕事や学業がお有りでその合間に打ち合わせをされておられますので中々スケジュール通りには進みません。
そうなってくると最終的には縫製の時間で埋め合わせをすることになります。
縫製期間が一ヶ月程度あれば、ご近所の縫製工場さんに無理を言って縫製をお願いすることができるのですが、一ヶ月を切りますと引き受けてもらえないため自社内で縫製することになります。
自社内での製作は人員も限られておりますので、なんとか残業と休日出勤で対応をしている状況です。
今回のご依頼もかなり慌ただしい中での製作となってしまいました。こちらのプリントはラメ入りプリントで特殊なプリントのため外部のプリント工場さんへお願いをしております。
プリント期間が約一ヶ月かかり、縫製期間も更に一ヶ月かかりますので、最低でも納期の2ヶ月前にはプリント工場さんへ生地を投入する必要があります。
しかし今回は2ヶ月前の時点でサンプル作成はおろか生地選定がまだ確定していない状況でした。そのためお客様にご無理を言って、プリントする生地だけでも先に選定をして頂き、サンプル作成よりも先にプリント工場へ生地を投入することにしました。
ところがサンプルを作成しますと、思いの外生地が薄いとのご指摘。
でも生地はすでにプリント工場へ送っているので変更ができず、困った状況に。
お客様とご相談して、生地を2重にすることで対策をすることになったのですが、その分制作費が上がってしまいました。
もう少し時間があれば避けられたことなのですが、お忙しいお客様に無理を言って選定作業を急かせることもそれはそれで心苦しいので難しいところです。
ただ製作期間に余裕があればあるほど衣装のクオリティが上がることは確かですので、お忙しいとは存じますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
よさこいたんば わかばやし
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